今日もにぎやかにスタート
子育て中の朝は、静かに始まるなんてことはほとんどありません。目覚ましより先に、誰かの「ママ〜!起きて〜!」という声や、子どもたちの足音で1日が始まることもしばしば。まだ薄暗い時間から、すでににぎやかな声と音が家中に響きわたります。
「着替えどこ〜?」「牛乳こぼした!」「これじゃない服がいい!」と、あちこちで声が飛び交い、リビングは朝から戦場のよう。でも、そんなにぎやかさが、実は我が家の“日常”であり、“元気な証拠”でもあるのです。
子どもが1人でも3人でも7人でも、それぞれのペースで動き出す朝は、まるでオーケストラのようにバラバラ。でも、そのバラバラさこそが「家族の個性」なんですよね。
ふと気がつくと、みんながバタバタしながらも、なんとか支度を終え、笑いながら「いってきまーす!」と手を振ってくれる。その瞬間、「よし、今日も1日始まったな」と実感します。
静かな朝も憧れるけど、にぎやかな朝も悪くない。うるさくて、騒がしくて、ちょっと疲れるけど、それが子育て中の“今”の証しなんです。
バタバタだけど、なんとかなる
朝は本当にバタバタ。朝食を用意しながら洗濯機を回して、片手でオムツ替え、もう片手でプリントのチェック。リビングに散らばったおもちゃを片付ける暇もなく、出発の時間が迫る…。
そんな毎日の中で、「なんでこんなに余裕がないんだろう」と思うこともあります。でも、不思議と毎日“なんとかなって”いませんか?子どもが少しぐずっても、服が逆でも、ランドセルにハンカチが入ってなくても…家族みんな無事に1日をスタートできていれば、それで十分。
大事なのは、「完璧じゃなくても大丈夫」だと自分に言い聞かせること。朝ごはんがちょっと手抜きでも、洗濯物がたたまれてなくても、子どもたちは案外気にしていません。
我が家では、朝は“整ってないのが普通”です。でもそれでも、毎日ちゃんと動いて、育って、笑っている子どもたちを見ていると、「よし、今日もなんとかなった」とホッとします。
子育ては、予定どおりにいかない連続。でも、“なんとかなる力”が自然と身につくのも、親になったからこそ得られたスキルかもしれませんね。
「まぁいいか」で気持ちがラクになる
子育て中は、思い通りにいかないことだらけ。やらなきゃいけないことも、気にしたいこともたくさんあるけど、全部を完璧にこなすのは無理があります。
朝ごはんをちゃんと作ろうと思っていたのに、子どもが食べたがらない。上の子が下の子にイライラして、ケンカが始まる。そんなとき、つい自分を責めてしまいそうになるけど、「まぁいいか」と一度肩の力を抜いてみると、不思議と心が軽くなります。
「まぁいいか」は、諦めではなく、“柔らかい選択”です。できない自分を許し、完璧じゃない今を受け入れるための魔法の言葉。自分を責めずに認めることで、家族にも優しくなれる気がします。
我が家では、「今日は朝から散らかってるけど、まぁいいか」「洗濯物たためてないけど、まぁいいか」と声に出して言うようにしています。それだけで気持ちが落ち着くし、子どもにもイライラをぶつけなくて済みます。
育児は長いマラソンです。ときには休んでも、ゆっくり歩いてもいい。「まぁいいか」で、毎日を少しずつ乗り越えていけたら、それが一番の力になります。
終わってみれば、いい一日
どんなにドタバタな朝だったとしても、イライラすることがあっても、1日が終わって子どもたちの寝顔を見ると、「今日もなんだかんだで、いい一日だったな」と思える瞬間があります。
夕方に少しだけ一緒に遊べたこと。お風呂で子どもが歌っていたこと。「ごはんおいしかったよ」と小さな声で言ってくれたこと。そんな些細な出来事が、心に残ります。
育児って、うまくできたかどうかよりも、どれだけ“気持ち”をやりとりできたかが大事なんだと思います。ちゃんとやれなかった日でも、子どもが笑ってくれていたら、それだけで100点満点。
我が家では、夜に布団に入ったあと、「今日はどんなことあった?」と子どもたちと話す時間を大事にしています。「怒られたけど楽しかった」「お兄ちゃんに手伝ってもらった」と、いろんな気持ちを話してくれるその時間が、今日を「いい一日」に変えてくれます。
完璧じゃなくていい。たとえ予定がぐちゃぐちゃでも、うまくいかないことがあっても。終わってみれば、ちゃんと“かけがえのない一日”になっている。それが、子育ての面白さであり、あたたかさなんだと思います。

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